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中野ブロードウェイ
中野といえばブロードウェイ
メーテルさんの お出迎え
中野ブロードウェイのエントランスにたたずむ、メーテル像。すこし小柄な気もするけれど、実物大に近いサイズで、かなりのインパクト。魅惑的なオーラがただよっていて、どきっとさせる存在感が。
館内にある「まんだらけコスプレ館」にて、メーテルのコスプレ衣装やウィッグ、つけまつげを販売中。メーテルさんに、なれるかな。
おもちゃの博物館で ヒーローやヒロインに再会
古きよき昭和を思わせるロボットや怪獣がたくさんいて、ノスタルジック。子供のころにだいすきだった、あのキャラクター。ときめきやあこがれは、いくつになっても変わらなかったり。
まるで博物館の館長みたいな店員さん。のらくろから呪術廻戦まで、時代を象徴するアニメやおもちゃについてレクチャーしてくださいました。
1960〜70年代に流行したブリキ細工。熟練の技巧が必要で、危険な工程も多くて、職人のなり手が少ないとか。消えてしまいそうな、儚さがあります。
中野ブロードウェイには、お宝がざくざく。ジブリやドラゴンボールなど、名作アニメのセル画が販売されていたり。シティーハンターの原稿が展示されていたり。グレムリンやET、スヌーピーなどのUSトイ。世界各国から集められた品々が、星の数ほどあります。
マニアならば、トレジャーハンティングができて。そうでない人にとっても銘品館。店員さんと雑談してみたら、新しい扉を開けるかも。
高級中古時計 パテックフィリップ2000万円 本屋さんの向かいに
高級時計のメッカでもある、中野ブロードウェイ。今や10店舗以上もあって、アンティークから最新の品薄商品まで陳列されています。
時計こそ、コレクター心をくすぐるアイテム。それはそれは熱心なファンが、世界中にいて。コレクターズショップだらけの中野ブロードウェイに時計屋が集まるのも、なんだか納得できるような。
ロレックスの正規ブティックは、ちょっと敷居が高くても。中野ブロードウェイならば、気軽にウインドウショッピング。ここならではの、うれしいセッションです。
ミリタリーショップの向かいには、 Kraftwerkのオーナメントが吊り下げられているレコ屋があったり。グロめなサブカルアートもあれば、スタイリッシュな現代アートもあります。
個性がごちゃまぜで異世界感ありつつも、共存できていて。中野らしさって、こういうことなのかな。
ナカノさんグラスのイラストに採用された時計店のまじめな時計屋の「亀吉」さんは3Fにあります。
おやつはタランチュラ?キャラメルがけのスズメバチ?
国連も推している昆虫食。時代の先を行き過ぎな中野ブロードウェイでは、もはや常食?そんな昆虫フードの自販機が、ここにはあるのです。
そこらかしこに点在するトイカプセルや、松坂牛が当たるかもしれない1000円ガチャ。館内は、ワクワクする仕掛けだらけ。どこもかしこも見逃せません。
ノートパソコンが1万円代 仕事で使えるスペック
こんなにパソコンって安いの?1年も保証がついているのに?「ジャンクワールド」なんて店名は謙遜しすぎに感じてしまう、中古パソコン屋さん。リクエストを伝えると、ベストなものを探してくれます。「メカに強い男性ってステキ」と思えるほど、親身になって。
最新のデジタル機器って、高性能ですばらしい。でも、今の自分には必要ない機能だったり。ならば中野ブロードウェイの中古品、いかがでしょ?「じゃんぱら」のMacや「ソフマップ Re Collection」のスマホ、まだまだ使えそうなものばかり。中古品はエシカルでサスティナブル、環境にもやさしいです。
おうどん250円 そんなに安くていいの?
イリコ出汁が味わい深いおうどんに、サクサクの天ぷら。都内とは思えない値段で、コスパよろしく。ソフトクリームで有名なデイリーチコは、うどんやそばも魅力的。テイクアウトはさらにお得で、おうどん50円にお出汁100円。時代にピッタリのサービス、さすがです。
小腹を満たす軽食も、しっかりとしたお食事も。ナポリタンやカレー、点心やケバブ。伝統も流行りも抑えていて、インターナショナルなラインナップ。多様性は、こんなところにも。
オウチごはんの買い出しも、お手のもの。ヒクヒク動くアワビ、弾力ありそうな大山とり。生鮮の専門店が並んでいて、スーパーマーケットもあって、地元民もお手頃価格と太鼓判。食生活も豊かにしてくれる中野ブロードウェイなのであります。
お家賃は20万円台 いつかの日か住めるかな…
中野ブロードウェイは5階〜10階が住居フロア。かつては青島元都知事や沢田研二が住んだ高級マンション。広々とした屋上庭園にプール付きで、なんとも贅沢な作り。なかなか空室が出ない、大人気の物件。
商売をするならば、10平米で10万円台より。まんだらけみたいに1店舗から始めて、拡大していけたら。住居フロアの高級マンションに住める日が来るかも。
中野ブロードウェイ内には不動産屋さんがあって、そこで店舗物件を紹介してもらえます。
館内で生活が完結するほどに、なんでも揃うブロードウェイ。商業住宅複合施設として、1966年に開業。当時は六本木ヒルズのようにラグジュアリーな存在だったとか。
月日の流れとともに「オタクやサブカルチャーの聖地」になったけれど、いつの世も憧れの住まいです。
タイムトラベルは、営業時間を調べてから
新旧入り乱れすぎて、時空の歪みすら感じる中野ブロードウェイ。営業時間はきっちり存在します。時計屋さんはだいたい朝11時から、マニア系ショップは昼から、定休日もお店によりけり。
お目当の店が開いてなくても、開いてなかったからこそ、なにかが見つかりそう。
中野ブロードウェイって、そんなところです。